サラリーマンが勉強するブログ

サラリーマンの勉強

人生100年時代に備える資産術

100-ご自身の年齢=○○年
残りの人生は少ないか、多いか。
この物差しは人によって変わってきますが、人生100年時代と言われている昨今。
働き盛りのサラリーマンの不安は、日々の生活と老後の不安は拭い切れないのが現状です。
しかし、いつまで労働を続けなければいけないのか・・・。
65歳で本当に定年を迎えて老後は楽しんで過ごせるのか・・・。

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先ずは現代の日本における老後資金について読み解いていきましょう。

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老後資金の収支

・60~64歳の世帯 約12万円の赤字/月

・65~74歳の世帯 約5万円弱の赤字/月

・75歳以上の世帯 約2万円弱の赤字/月

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この数字は、現行制度で満額支給された場合での金額算出なので現在働き盛りのサラリーマン世代が年金受給年齢に届いた頃には、もっと大変な事になっている可能性があります。

在宅老齢年金の見直し

・働く高齢者の年金額の減額を見直す流れ
〔なぜ見直すのか?〕
現在60歳を超えて働く人口は1000万人超えに対して日本の総人口は1億2千万人といわれている中で、日本の総人口1割弱が働く高齢者。
つまり、この傾向はこれから先どんどん上昇トレンドに乗りますので、70歳までの就労が現実味を帯びてきています。
しかし、貴方は元気であっても70歳になっても「働けるかどうか。」「働きたいかどうか。」一生懸命に今を頑張っている貴方が後、70歳になったとき、もう一度聞きます。
「働けるか?」
「働きたいか?」

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年金繰り下げ

〔現行〕
・65歳から年金受給開始
・任意で70歳まで受給を遅らせれる・・・メリットとして1ヶ月遅らせると受給額0.7%増

しかし、70歳まで引き延ばしたら0.7%も増えるなら70歳まで頑張って働いた方が得じゃないですか!と思うのが通常なのかもしれませんが、65歳から受給している人に追いつく年齢を考えた事ありますか?

Q:82歳です。(男性の平均寿命)

必ずや生きていいれば良いですが、収めた年金も貰うことなく生きれる人生が少なくなっている傾向でありながら、受給年齢を引上げる必要があるのでしょうか・・・。そんなリスク背負うくらいならと思ったりもします。

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〔2022年4月から〕
・70歳 ➡ 75歳まで繰り下げ可能
コピペ:しかし、75歳まで引き延ばしたら0.7%も増えるなら75歳まで頑張って働いた方が得じゃないですか!と思うのが通常なのかもしれませんが、65歳から受給している人に追いつく年齢を考えた事ありますか?

Q:87歳です。(女性の平均寿命)
しかし、額面上収入が追いつくだけで税金や社会保険料を加味すると2~3年はプラスされます。
しかししかし、現行では繰り上げ受給0.5%減に対して2022年からは0.4%減に下がるんです。
平均寿命以上に生きて始めて年金制度で得をするシステムを考えれば、個人的には繰り下げ受給をして60歳から受給するべきだと思いますね。

*繰り下げ受給・・・60歳から年金受給できるシステム

まとめ

「老後資金の収支」「在宅老齢年金の見直し」「年金繰り下げ」3つのポイントを読み解いていくと、国は「死ぬまで働け!」と言っているようなもんです。コロナ禍で国は資金を垂れ流すかのようにジャブジャブ資金を注ぎ込んでいますが、その反動は必ず働き世代のサラリーマンに襲い掛かってきますし、年金制度で老後ライフを楽しむなんて事は不可能です。
だったら今から何を始めたら良いのか、資産を築く準備は何が良いのか・・・分からなかったら聞くのが1番早い手法です。
聞いて、聞いて、聞いて、聞いて、理解するまで聞いて知識を付ければ良いだけですから。
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